技能検定試験 立体図作成2級レベルの拡散分解図

 ここではギャラリー用に、太い線と細い線を併用して立体感を出していますが、実際の技能検定試験では、細い線だけで作図します。歯車もインボリュート曲線で作図されていますが、これも簡略化した作図方法で良いことが多く、事前に指示があります。かつては手書きだけの試験でしたが、現在はCADによる試験も実施されていて、選択科目として、テクニカルイラストレーション手書き作業と、テクニカルイラストレーションCAD作業があり、同じ課題図を3時間半で作図します。
 試験時間中、手書き作業は休憩時間無しで臨みますが、CAD作業はVDT作業となるため途中、休憩時間が設けられています。

拡散分解図の機械要素を3次元CADで再現したものです。

ネジなどの汎用部品はCADの時代になって、様々な向きを揃えておくことができるようになりました。
【検定試験では使用不可です】

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