噛み合っている隣の歯面を”蹴とばし”ているのではなく、互いに転がりながら力を伝えています。これがインボリュート歯車の特長です。転がり摩擦は、滑り摩擦(蹴とばし)と比較して、格段に摩擦係数が小さくエネルギー損失が少ないとされています。(接触点における作用・反作用を表示)
歯車をインボリュート曲線で作図することで、動画にしたときにバックラッシの無い滑らかな噛み合いが表現できます。これもCADで立体図を作図するようになって実現しましたが、それでもその都度歯数の異なるインボリュート歯車を作図するのは大変なので、時間のあるときに歯数12〜120までの歯車を作図し、必要なときに読み込むようにしています。
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